SDGs

「必要ないモノは買わないで。」と発信のブランドは? SDGsクイズ 日経BizGateきょうの1問

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 ■正解と解説

[正解] パタゴニア(patagonia)

 [解説] 米パタゴニアは1973年、登山家のイヴォン・シュイナード氏が創業しました。環境に配慮したブランドとして知られ、自社商品の修理サービスやリセール(中古品販売)などサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に向けた先進的な取り組みで知られます。ブランド名は南米の地名に由来します。

 2011年11月、同社は米紙ニューヨーク・タイムズに「DON’T BUY THIS JACKET(このジャケットを買わないで)」との刺激的な文言とともに自社商品の写真を入れた広告を出しました。それは、米国で年末商戦が盛り上がる「ブラックフライデー」の時期のことでした。同社は、あえてその時期に自社商品を買わないよう呼び掛けたのです。何かを買う際に本当に必要な買い物かどうか熟考することを促したこの広告は、大いに話題を呼びました。

 国内でも21年8月から約1カ月、都内の渋谷店1階を「Worn Wear(直訳で「着古された服」の意味)」のポップアップストア(期間限定店)として、古着だけを扱う店にした際、「必要ないモノは買わないで。」と掲示しました。

 ファッション産業は、製造にかかるエネルギーの使用量や製品のライフサイクルの短さなどから、環境負荷が大きい産業と指摘されています。服の大量廃棄も問題です。

 SDGsでは目標の12番目に「つくる責任、つかう責任」が掲げられています。環境省の「ファッションと環境に関する調査業務」(20年度)によると、サステナブルファッション(サステナブルは「持続可能」の意味)に関心がある人は約6割に。自分や社会がサステナブルファッションに取り組む際、解決が必要だと思う項目を複数回答で尋ねた設問では「安く買い、流行のシーズンが終わったら処分するサイクルを見直す」を挙げた人が24.2%とほぼ4人に1人となりました。ファストファッションが人気を博した頃とは消費者の意識も変わり、ムダな廃棄を減らすことが求められるなか、国内では在庫を持たずに済む受注生産・販売をスーツやワイシャツ以外でも手がける動きが広がりつつあります。

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