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ポール・マッカートニーさん提唱 肉類ナシは何曜日? SDGsクイズ 日経BizGateきょうの1問

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 ■正解と解説

[正解] 月曜日

 [解説] ポール・マッカートニーさんは地球温暖化の防止や動物の保護、健康増進などを目的に週に1日だけ、肉類を食べない日を設ける「ミートフリーマンデー(週一ベジ)」を提唱しています。

 国連食糧農業機関(FAO)は13年、人為的に排出される温暖化ガスの14.5%は畜産業に由来するとの調査結果を発表し、昆虫食を推奨しました(SDGsクイズ 日経BizGateきょうの1問「食料難の時代に向け、期待が高まるタンパク源は?」)。FAOによると、19年に世界の畜産業が排出した温暖化ガスのメタンと一酸化二窒素(N2O)は、二酸化炭素(CO2)に換算すると約32億トンで、温暖化ガスの総排出量(591億トン)の5%にあたるといいます。そうした環境負荷の低減などにつなげようと、マッカートニーさんはミートフリーマンデーを提唱したわけです。

 国内でも、マッカートニーさんから支持を得て、英国のミートフリーマンデー本部(略称MFMUK)と連携しながら「週一ベジ」の周知に向けた情報提供やイベントなどを手掛けるミートフリーマンデー・オールジャパン(略称MFMAJ)が活動しています。MFMUKの公表資料によると、週一ベジを1年間実践すると、車を1カ月運転しないことと同じくらい温暖化ガスを削減できるとか。

 取り組みは日本の官公庁の食堂にも広がっています。内閣府の職員食堂では17年3月からミートフリーなメニューを導入。22年7月現在では月曜日には週替わりで様々な麺類を、金曜日には「ベジランチ」をいずれも動物性食材を使わないメニューとして提供しているほか、平日(月~金)は毎日「ベジカレー」を出しています。一方、東京都は、手続きをすれば観光客らも利用できる2つの都庁職員食堂で、毎週月曜日に野菜や植物性食品のみを使用した「ベジ・メニュー」を提供しています。ちなみに、第一本庁舎の食堂ならば第三月曜、第二本庁舎の食堂の場合は第一月曜はベジ・メニューがビーガン(完全菜食)のセットメニューになります。

 なお、マッカートニーさんの娘はファッションデザイナー、ステラ・マッカートニーさんです。彼女は自身のブランドの製品で動物の皮革や毛皮を使わない、ファッションでの「アニマルフリー」の先駆者として有名です。

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