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アウディ幹部が見た「里山資本主義」 岡山・真庭の挑戦 SDGsリポート

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 地球温暖化対策が急がれるなかで自動車の世界市場ではガソリン車から電気自動車(EV)へのシフトが進みつつある。日本では2022年がEVの本格普及元年と目され、メディア向けの試乗会が活発に開かれている。独フォルクスワーゲン(VW)の日本法人フォルクスワーゲングループジャパンは4月中旬、「アウディ」のEV「e-tron」の試乗ツアーを2日間にわたり岡山県真庭市で開催した。林業や農業といった地場の産業と資源を生かし、地域における循環経済を軸とする「里山資本主義」を実践する注目の地域だ。SDGs(持続可能な開発目標)の意味をじっくりと考え、体感するユニークなエコツアーに記者も参加してみた。

 ツアー初日に降り立った岡山桃太郎空港(岡山市)は気温が25度を超す陽気に恵まれ、周囲の山肌はうっすらとピンクの山桜が彩っていた。色とりどりの「e-tron」が並ぶ駐車場で出迎えてくれたのが、フォルクスワーゲン グループ ジャパン社長兼アウディ ジャパン ブランド ディレクターのマティアス・シェーパースさん。実は今回のエコツアー、シェーパースさんたっての希望で実現したものだという。「日本は今、EVの普及について盛んに議論されています。地域全体でSDGsのあり方を考えている真庭市で脱二酸化炭素の取り組みを肌で感じてもらい、EVの議論を活発にしてほしい」

サステナビリティ(持続可能性)が問われるなかでの「ラグジュアリー」のあり方を語るマティアス・シェーパースさんのインタビュー記事はこちら(「目指すのは使う人を圧倒しないブランド アウディ」

 シェーパースさんの言葉に背中を押され、試乗車5台のうち最初の1台である「RS e-tron GT」(車両本体価格1799万円)に乗り込んだ。のどかな田園風景の中を総勢10台超のEVが、真庭市を目指して隊列を組んで進んだ。

 

 

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