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二酸化炭素より「悪玉」の温暖化ガスは? SDGsクイズ 日経BizGateきょうの1問

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 ■正解と解説

[正解] メタン(CH4)

 [解説] 地球を温める効果のある気体を「温暖化ガス」と呼びます。二酸化炭素(CO2)のほか、天然ガスの主成分であるメタン、冷媒に使うフロンなどが代表例です。このうちメタンは、湿地や白アリなど自然発生源があるほか、人為発生源(人間活動によって生じるもの)もあります。後者の発生源は化石燃料の採掘や燃焼、家畜や水田など多岐にわたります。牛のげっぷも有名です(SDGsクイズ 日経BizGateきょうの1問「気候変動対策が問われる時代、牛の困った行為とは?」)。

 SDGsでは、「気候変動に具体的な対策を」が13番目の目標に掲げられています。気候変動を引き起こしている主な要因は地球温暖化です。産業革命以降、化石燃料の燃焼などによって温暖化ガスが大気中に大量に排出され、地球温暖化が進行しているといわれています(SDGsクイズ 日経BizGateきょうの1問「地球温暖化の『始まり』は?」)。環境省の「環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」(2022年版)によると、日本が排出する温暖化ガスは11億5000万トン(CO2換算)で、このうちの90.8%をCO2が占めます(20年単年度)。メタンは2.5%で、大気中の寿命も10年ほどと二酸化炭素より短いです。しかしながら、同じ質量で比較すると、メタンの20年間の温暖化効果はCO2の約84倍あるとされます。

 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)はメタン排出削減で「気温上昇のピークを抑えられる」と分析しています。21年秋には、欧米が主導する形で日本を含む100超の国・地域が人間活動に伴うメタン排出削減に取り組む「グローバル・メタン・プレッジ」が発足しました。

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