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元リクなぜ強い?リクルートで学ぶ「圧倒的当事者意識」 ニット広報/オンラインファシリテーター 小澤 美佳

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「退職」ではなく「卒業」 リクルートで培った力を世の中へ

 リクルートはアルムナイについても独自の文化を持っている。私が考えるリクルートのアルムナイに関する特長は以下の通りだ。

■リクルートのアルムナイ■

(1)退職を卒業と呼ぶ
(2)卒業者を応援
(3)卒業者の活躍を社内報で紹介
(4)社内報が卒業者にも届く
(5)卒業者がリクルートDNAを伝播(でんぱ)
(6)再雇用、大歓迎
(7)卒業者のコラボ
(8)結局、みんなリクルートが大好き

 リクルートでは退職のことを「卒業」と呼び、そして「卒業」を応援する風土がある。リクルートの社内報『かもめ』にOB・OG訪問のコーナーがあるのが一つの例だ。卒業した仲間と会うと、「最近、どう?」「どんな挑戦してるの?」という会話で盛り上がることも多い。新しい出会いがあると、10人に1人は「元リク」なんじゃないかというほど、世の中にはリクルート出身がたくさんいる。だからこそ、卒業者が「元リク」と言いながら、リクルートのDNAを伝播させていることで、よりリクルートの概念や、そこで得た学びが社会全体に広がり、最終的には社会貢献につながっていると感じている。

 私自身もリクルートで得た学びを現在勤めているニットにいかせていることが誇りであり、これからの糧になっている。私のような「元リク」が多くいることがリクルートの強さの源泉の一つになっている。

小澤 美佳(こざわ・みか)
(株)knit(ニット)広報/オンラインファシリテーター
2008年リクルート入社。10年間、HR一筋。中途採用領域の代理店営業、営業マネージャーを経て、リクナビ副編集長として数多くの大学で、キャリア・就職支援の講演を実施。採用、評価、育成、組織風土醸成など幅広くHR業務に従事。18年、中米ベリーズへ移住し、現地で観光業の会社を起業。19年にニットに入社し、営業・広報・人事を経験後、現在はオンラインファシリテーターとしても活動中。

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