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新型コロナ終息気分? 中国「リベンジ消費」に沸く 中国市場戦略研究所(CM-RC.com)代表 徐向東

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■在日バイヤーを通して情報発信を

 弊社は3月中旬、在日バイヤーのイベントを開催したが、皆が情報に飢えていることを強く実感した。中国国内のお客さんの問い合わせが増える一方なので、日本にいるバイヤーは、その勢いに押されているように感じるのだ。

 いまはすぐ中国に出向くことは確かにできないが、在日バイヤーを通しても情報発信すれば、十分に情報が伝わる。リアルに集まることができなくても、オンラインでの商品説明や体験会を開くことも可能だ。

 情報を本当に伝えたい人に届けていくには、数より価値を重視すべきだ。どんなにたくさんの数の発信をこなしたとしても、伝えたい相手に見向きもされなければ、なんの意味もない。

 リアルではないから、相手の反応が見えず、価値のある情報収集もできないという不安があるかもしれない。しかし、オンラインでも、きちんとディスカッションを実現可能なツールは存在している。

 重要なのは、どんな商品のどんな特徴が、いま時の中国人の心に本当に響くことだ。その背景や理由を十分に突き止めているかどうかである。

今は中国人の訪日は止まっているが、夏に近づいて人も郵便物も徐々に自由に行き来できるようになると、これまでの反動で日本のインバウンドも、中国の「女王祭」のような大きなリベンジ消費が生まれるかもしれない。

 そのためにも、今は、ひたすら様子見しているだけではなく、積極的に中国の消費者にアクセスできる方法を模索して行動を取るべきなのだ。

中国市場戦略研究所が3月18日に発行したメルマガから転載)

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