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ニッチを探せ! GAFA/BATと戦わず勝ち組になるには 日本型プラットフォームを創る(2)

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 国際的なメガ企業の中でも「GAFA」(米グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)やBAT(中国バイドゥ、アリババ、テンセント)など、プラットフォーマーの影響力は圧倒的になりつつある。しかしこれら大手が世界すべての市場とユーザーを押さえているわけではない。野村総合研究所の小宮昌人コンサルタントは「GAFAと戦わずに勝ち組となる道はある」と説く。すみ分けを狙うニッチ型のプラットフォームビジネスを日本企業に提唱する。

ニッチ型プラットフォームの3条件
(1)特定の業界・顧客のニーズにきめ細かく寄り添う
(2)リスクを取り速いスピードで規模の拡大を目指す
(3)収益源を戦略的に設計する

 「世界的規模で、より効率的に事業拡大を目指すメガプラットフォーマーは、経営的に非効率な個々の産業分野や地域には逆に参入しにくい」と小宮氏は指摘する。大手のカバーしきれない隙間を突く工夫が、日本企業に求められるという。コマツの建設業界向け「LANDLOG」はそうした業界特定型の代表的なケースだ。

中小も利用しやすく コニカミノルタの戦略

 コニカミノルタが構築した「デジテル・ワークプレイス・ハブ」も、そのひとつ。自社の複合機と連携させ、ユーザーに分かりやすくITツールを提供している。IT技術に対する知識やリソースが不足気味な中小企業でも利用しやすい形にして、複合機を土台として中小企業を中心にユーザー拡大を図っている。

 上場企業ばかりでなく、自らが勝てる得意領域を見定めれば、ベンチャー企業でもプラットフォームビジネスは可能だ。2016年に設立した「ファームノートホールディングス」(本社北海道帯広市、小林晋也社長)は牛群管理ツールを駆使することで、日本の牛の約1割にあたる約36万頭をプラットフォーム上で管理している。

 牛の個体ごとの情報や牧場の経営状況などを記録するほか牛の首に取り付けたセンサーでデータ分析し、農家向けに生産性の評価や牛の発情・病気兆候の分析を行い、関連機器もプラットフォームで販売している小宮氏は「自らのデータを基に公共機関や酪農・畜産業界をつなぐことで、個々の畜産農家から業界全体の生産性のレベルアップを図るというビジネスモデルを展開している」と指摘する。

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