小さなサービス産業の高付加価値経営

ルーフコーポ、「理想の1台」へ新車カスタム 日本政策金融公庫総合研究所 研究員 鈴木 啓吾氏

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 愛知県名古屋市にある「ルーフコーポレーション」は、新車にあらかじめカスタムを施したコンプリートカーを販売しています。社長の片岡孝裕さんは、「新車を購入する人のうち初めからコンプリートカーを選ぶのは、100人に1人もいない」と言います。それでは、同社はどのように需要を掘り起こしているのでしょうか。

  <ルーフコーポレーションの概要>
代表者   片岡 孝裕
創 業    2005年
所在地   愛知県名古屋市緑区大根山2-503
電話番号  0526(93)9805
従業者数  20人
事業内容  動車の販売、アフターサービス
URL     http://www.ruf-gt.co.jp

車をもっと格好良くする

 同社は乗用車のカスタマイズ、つまり改造を行っています。改造と聞くとイメージが良くないかもしれませんが、同社のサービスは車検の範囲内で、格好良さと乗り心地の良さを追求しています。

 売り上げの柱は二つあり、一つはコンプリートカーの販売です。あらかじめ客の要望を聞き、同社が新車を調達、カスタムを施したうえで提供します。もう一つは、客が保有する車をカスタムする、個別のカスタマイズサービスです。

 ベースとなる車は自動車メーカー各社のスポーツカーからエコカーまで幅広くそろい、部品も純正品、部品専門メーカーの商品、そして同社オリジナル商品から選ぶことができます。

 車のカスタマイズは、車の購入後に部品を付け足していくケースが一般的です。そのため、理想の車が完成するまでにはかなりの時間と費用がかかります。そこで同社は、車や部品を大量発注したり、塗装や整備を内製化したりすることで、手頃な価格でのコンプリートカーの販売を実現しました。カスタマイズにかかる時間と費用を減らしながら理想の1台を手に入れられるサービスなのです。

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