生活者の平成30年史 データで読む価値観の変化

平成で進んだ「家族のユニット化」、妻が夫を「名前+ちゃん」で呼ぶ 博報堂生活総合研究所

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絆は自分たちでつくる

 家族であることを自主選択するようになったことで、家族の絆に関する意識も変わってきています。「意識して家族の絆を強めるようなことをするほうが良い」(図表4―9)という意識が高まり、2018年には男女とも半数を超えました。「家族一緒の時間を充実させたい」(図表4―10)も同様に増加しています。家族の絆は、空気のように当たり前に存在するものではなく、メンバーが協力してつくるものと意識されているのです。

 「毎年恒例の家族行事」(図表4―11、図表4―12)をみると、「母の日」「父の日」「子どもの日」が2008年から2018年にかけて減少しました。一方で、各メンバーの「誕生日」や「結婚記念日」に行事をする人は増える一方です。みんなが同じ日に同じようなことをする「母の日」などよりも、自分たちだけの記念日に、自分たちらしい工夫でお祝いすることを重視するようになっています。その分手間はかかるでしょうが、絆づくりのための大切な機会と捉えられているのでしょう。

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