プロ野球 平成名勝負

「平成」最高の野球監督は落合か野村か 最強管理職=名監督ランキング・ベスト5(上)

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 「1度はやってみたい仕事」で、昔から人気の高いのが、プロ野球の監督とオーケストラの指揮者だ。しかし野球の監督は見た目の華やかさとは違って、試合の勝利やチームの人気向上など数々の「ミッション」を、同時に要求されるハードな管理職でもある。2018年末も巨人や阪神のチームの顔ともいえる監督が退陣を余儀なくされている。平成30年間で最強の名監督ベストファイブは誰なのか。「プロ野球 平成名勝負」(日本経済新聞出版社)の著者、篠山正幸・運動部編集委員に聞いた。

 <平成名監督ベストファイブ>

 1位:落合博満 現役時代は3度の3冠王。2004年から2011年まで中日監督(8年)。リーグ優勝4回、日本一1回。

 2位:野村克也 日本野球史を代表する名捕手。戦後初の3冠王。監督歴は南海、ヤクルト、阪神、楽天で計24年。リーグ優勝5回、日本一3回

 3位:仰木彬 西鉄黄金時代の2塁手。近鉄、オリックスで計11年。リーグ優勝3回、日本一1回。

 4位:森祇晶 「V9の頭脳」と呼ばれた巨人の名捕手。西武、大洋で11年。優勝8回、日本一6回。

 5位:星野仙一 中日のエース投手。中日、阪神、楽天で計17年。北京五輪監督も務める。リーグ優勝4回、日本一1回。


次点:原辰徳 巨人の4番打者。巨人監督を通算12年。リーグ優勝7回。日本一3回

 ――プロ野球界で名監督になるための条件は何でしょうか。

 自分の決断を実行できるリーダーが名監督の条件です。プロ野球には、大戦力で真っ向勝負する監督もいればゲリラ戦が得意な監督もいます。しかし大戦力を保持していれば、必ず勝てるわけではありません。長いペナントレースでは必ず勝負に出なければならない局面が何度も出てきます。

 監督はグラウンドでの全権を握っていますが、意外にネット裏の評判などを気にかけるタイプの監督も少なくありません。だから、自分の決断を実行するということは当たり前のようでいて、案外難しいのです。そこに監督の度量が出ます。さらに、目の前の一戦に勝つだけではなく、華のある選手を育て、新しい野球理論を球界全体に定着させ得る監督が名将といえるでしょう。

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