先読み&深読み 経済トレンドウォッチ

2019年の株式相場は基本強気!有望視されるテーマや業種もチェック 経済アナリスト 田嶋智太郎

記事保存

日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。

 同社は、足下で中央省庁から大型案件を受注する一方、地方自治体のセキュリティー対策やクラウド基盤ビジネスが好調に推移。今期の連結営業利益は前期比46%増の120億円を見込んでおり、純利益も前期比41%増の80億円と大幅増益になることが予想されている(図表3)。市場コンセンサスに基づいて考えれば、最終的には会社予想を上振れさせてくる可能性が高いと見られ、来期(2020年3月期)も引き続き大幅増益が見込まれていることも考慮すれば、足下の株価は割安圏にあるものと考えられる。

 また、大量のデータから規則性や因果関係を分析するデータマイニング技術に強みを持つ「ブレインパッド(3655)」の爆発力というのも見逃せない。同社は、2018年6月期の連結決算において営業利益を約4倍、純利益を約2.7倍に増やし、さらに2019年6月期も2ケタ増益を見込んでいる。高成長企業であるだけに、足下の株価はバリュエーション面からみれば割高水準ということになるが、適当な押し目があれば少し長い目で向き合ってみたい1社であると言えそうである。

田嶋 智太郎(たじま ともたろう)
1964年生まれ。慶応義塾大学卒業後、現 三菱UFJモルガン・スタンレー証券勤務を経て転身。転身後は数年間、名古屋文化短期大学にて「経営学概論」「生活情報論」の講座を受け持つ。金融・経済全般から企業経営、資産運用まで幅広く分析・研究。新聞、雑誌、ウェブに多数連載を持つほか、講演会、セミナー、研修等の講師や、テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍中。主な著書に「財産見直しマニュアル」(ぱる出版)、「外貨でトクする本」(ダイヤモンド社)、「株に成功する技術と失敗する心理」(KKベストセラーズ)、「はじめてのFX『儲け』のコツ」(アルケミックス)、「日本経済沈没!今から資産を守る35の方法」(西東社)、「上昇する米国経済に乗って儲ける法」(自由国民社)など。現在、日経CNBCコメンテーターを務める。

キーワード:経営層、管理職、経営、グローバル化、国際情勢

閲覧履歴

    クリッピングした記事

    会員登録後、気になる記事をクリッピングできます。