ZEBが実現する省エネルギー社会

吉田 淳氏 建物の価値を高める新しい視点

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 2017年は「働き方改革元年」といわれている。生産性向上やモチベーション向上などを目指し、オフィスにも、快適に働けることやリフレッシュ、健康促進といった機能が求められている。そうした中、エネルギーゼロだけではアピール力に欠ける。

 ビルオーナーにとって不動産価値向上は重要だ。我々の調査で、第三者機関の環境認証の取得が賃料に対しプラスの影響があることを確認している。さらに新しい研究を進めているが、ユーザーにまだ十分認知されていない機能は、どんなに素晴らしい機能であっても現時点では経済性に結びついてこない。ZEBもこれに当てはまると思われる。企業の社会的責任(CSR)が進化していく中、今後、ZEBの役割も大きくなる。快適性を含めたZEBの多面的な良さを理解してもらわなければ、建物の価値につながっていかない。評価ツールの活用や認証を取得し、積極的にアピールしていくことが必要だ。

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