ZEBが実現する省エネルギー社会

堀江 隆一氏 不動産のESG投資~ZEBと健康・快適性

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 当社は「不動産のESG投資」のコンサルティングを行っている。ESG投資は環境、社会、ガバナンスに配慮した投資という意味で、環境などに配慮することは無駄な投資ではなく、長期的な価値向上につながるという認識が広まっている。例えば気候変動リスクは環境だけでなく財務・金融のリスクでもあるという考えだ。

 気温上昇を「2℃」に抑えるシナリオ達成には、埋蔵されている化石燃料の3分の1しか使えず、3分の2は役立たない"座礁資産"になる。ZEBなど環境性能の高いビルは賃料と価値が上がる一方、性能の低いビルは賃料や価値が下がり、特に低いビルは座礁資産になるだろう。またGRESB(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)など世界的なESG評価や環境認証の動向を考えると、今後は省エネ・環境負荷の低減だけでなく、入居者の健康・快適性も投資家やテナントに選択されるために重要な指標になる。

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