商社マンおすすめ!海外ビジネストリップの必需品

初出張で必要性を痛感、サングラスは肌の日焼け抑制も 福泉 正弘、文・構成:八鍬 悟志

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 海外出張先で予期せず不便な思いをしたことがある人は多いだろう。日本では考えられないことが海外では起こり得るし、あるべきものがないといったことが普通にある。そこで本連載では、国や地域ごとにマストアイテムやその活用法を紹介したい。指南してくれるのは、20年以上のキャリアを持つ商社勤務の福泉正弘氏。隔月ペースで海外に行くという福泉氏は、米国へ出張する際のマストアイテムとしてサングラス、シャンプー、レンタルするモバイルWi-Fiルーターを挙げる。

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日差しの強いサンフランシスコ、外出時は必ずサングラスをかける

 米国には10回以上出張しているが、いつも感じるのは、サンフランシスコやロサンゼルスといった西海岸は日差しが強く、外を出歩く際に「サングラス」が間違いなく必須アイテムになることだ。ちなみに私が愛用しているのは、ネットで購入した1万6000円のオークリーのサングラス。日本でもゴルフをラウンドする際にかけており、非常に重宝している。

 サングラスの必要性を実感したのは、初めて渡米した20年前のことになる。目的はカリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするスポーツウェアメーカーとの商談だった。実はこれが私にとって初めての海外ビジネストリップでもある。

 商談自体は先輩社員の仕切りで滞りなく終わり、我が社は晴れてそのスポーツウェアの輸入代理店となった。当時、TOEICで500点ほどの英語力だった私にとって、ネイティブの話す英語はほとんど聞き取れず、曖昧に相槌を打つのが精いっぱいだった。もっとも経験を重ねるごとにわかってきたのだが、ウイン-ウインの関係になりたい者同士の商談においては、現地語に堪能でなくとも、熱意と真剣さは必ず伝わるものである。

 予定以上に商談を早くまとめることに成功したため、その出張では最終日をまるまる観光に充てることができた。サンフランシスコの名所であるアルカトラズ島やフィッシャーマンズワーフを回った。メジャーリーグではサンフランシスコジャイアンツのホームゲームを観戦したりもした。また、生まれて初めて観た世界最大規模のゲイパレードも記憶に深く残っている。

 フィッシャーマンズワーフのそばの路上には観光客にいたずらをする黒人男性がいて、観光客が通り過ぎる瞬間にゴミ箱の陰からワッと飛び出して驚かしていた。実は驚く観光客を見て笑っている人々から見物料をたかろうという魂胆だったようだが、黒人男性のその行為には下品さやいやらしさはまったくなく、アメリカ人のやることは底抜けに明るいものだと思った。

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