ドリルで学ぶ! 人を動かす資料のつくりかた

知れば納得!あなたが図解を使えない3つの理由 ルバート代表取締役 松上純一郎

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 資料を用いて想いを伝えるのは決して容易ではありません。外資系コンサルティングファームなどの業務を通じて、資料作成の技術、特に図解とグラフの技術を身につけ、洗練させてきたルバート代表取締役 松上純一郎氏が、その考え方をお伝えします。第1回では、「一人歩きする」資料と図解の重要性について説明しました。第2回では図解上達のために乗り越えるべきハードルについて説明します。

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■ビジネスパーソンが図解を使えない3つの理由

英語を学ぶように図解を学ぶ

 では、なぜ多くのビジネスパーソンは図解がうまく使えないのでしょうか。その理由は日本人が英語を話せないことに非常によく似ています。私は日本人が英語を話せないのには大きく3つの理由があると思っています。1つ目は「単語力の不足」、2つ目は「日本語⇔英語の変換ができていないこと」、そして3つ目は「日本語⇔英語の変換のスピードが遅いこと」です。この英語が話せない理由は次の通り図解にもあてはまります。

 1つ目は「図解の型を知らない」ことです。そもそも図解の型を教えてもらったことがなく、どんな図解を使えばよいかわからないのです。2つ目は「文章⇔図解の変換を知らない」ことです。伝えたい内容が文章で表現できても、それをどの図解で表したらよいかわからないという状態です。そして最後の理由は「変換を即座にするための練習量が不足している」ということです。多くの方はこの3つのいずれかでつまずいています。しかし、正しく図解を学べば、誰もが図解を使いこなすことが可能になります。

 私の講座のある受講生が、図解の型を学んだ次の日に日本経済新聞の記事を読んだところ、頭の中に記事の内容の図解が勝手に浮かんでくるようになったと驚いていたことがあります。人によってもちろん習得スピードに差はありますが、型を知ること、文章から図解への変換、そしてその練習をバランスよく行うことで、この方のように図解を自由自在に使いこなせるようになることを目標とします。

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