成功するシニアビジネスの教科書

情報武装した「スマートシニア」に売り手はどう対応すべきか 村田 裕之

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ネット利用率の変化がシニアの消費行動をどう変えるか?

シニアのネット利用率は時間の経過で上昇する

 シニアの消費行動に大きく影響を及ぼす要因として忘れてはいけないのが、インターネット利用率の変化です。私は1999年に、東京、大阪、名古屋で50歳以上の方のインターネット利用率を調べたことがあります。どのくらいだったと思いますか? たったの3%でした。図表1-15は、2001年12月から2012年12月までの年齢層別インターネット利用率の推移です。一番利用率が上昇した年齢層は明らかに50歳代以上です。2001年から2005年では、50歳代で利用率が上昇しました。2005年から2010年では60歳代で利用率が上昇しました。したがって、あと10年経つと、70歳代以上の年齢層の利用率がもっと上がります。これでおわかりのように、シニアにおけるネット利用率は時間の経過とともに上昇します。

市場の情報化により商品提供側はごまかしが利かなくなる

 IT機器が普及すると、市場の情報化がどんどん進んでいき市場がガラス張りになります。ネットで調べれば、ほとんどの商品が、どこで、いくらで売られているか、わかってしまいます。すると、商品提供側はごまかしが利かなくなっていきます。

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