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「働き方」を変えたい! 意欲ある人材の満たされぬ思い 日経BPビジョナリー経営研究所 谷島宣之

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働き方を変えるため、半数が「トレーニングを受けたい」

 「複数の働く場で多様な働き方をする場合に必要」となる力を身に付けようとする意欲はある。「働き方を変え、複数の場で働けるようになるためのトレーニングやセミナーなどがあったら受けたいと思うか」と尋ねたところ、「ぜひ受けたい」(12.1%)、「できれば受けたい」(37.2%)とほぼ半数(49.3%)が意欲を示した。

働き方を変えたり、複数の「働く場」で働けるようになるためのトレーニングやセミナーの受講希望 出所:日経BPビジョナリー経営研究所

働き方を変えたり、複数の「働く場」で働けるようになるためのトレーニングやセミナーの受講希望

出所:日経BPビジョナリー経営研究所

 「ぜひ受けたい」と「できれば受けたい」の合計値を世代別に見ると、30代以下では男女ともに5割以上となっている。さらに「15歳~19歳」の世代では、男女とも希望者の割合が一番高く、男性が71.6%、女性が69.1%となっている。

 男女を比べてみると、「ぜひ受けたい」と「できれば受けたい」を選んだ割合は、20代については男性のほうが女性より高かった。30代になると逆に、女性のほうが男性より高くなっている。

 特に30代の女性が「働き方を変え、複数の場で働けるようになる」トレーニングやセミナーに関心を持っている。現状の働き方を続けるかどうか、迷ったり思案したりする世代だということであろう。

 ここまでの女性の回答をみると、20代前半の女性は意識が高く「採用したい人材」としても評価が高いのだが、幅広い世代で就労の現状を「ぜひ変えたい」と強く願う人が多く、30代に至って現状の働き方を続けるかどうか思案する姿が浮かび上がる。仕事を続けたい女性が続けられないとしたら、個人にとっても、社会・企業にとっても不幸なことである。

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