現場スピードを極める情報活用

「働き方」を変えたい! 意欲ある人材の満たされぬ思い 日経BPビジョナリー経営研究所 谷島宣之

記事保存

日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。

 「ぜひ変えたい」を選んだ回答者に、「変えたい」とした回答者を加えると、「25歳~29歳」の女性では76%、「30歳~34歳」の女性では67.1%に達した。これに対し、「ぜひ変えたい」と「変えたい」の合計が6割を超えた男性の世代は無かった。

 25歳~34歳の女性の中に働き方を変えたい人が多い理由として、仕事をしているかどうかにかかわらず「女性の就労事情に不満を持つ人が多い」「結婚ないし子育てとの兼ね合いがある」といったことが考えられる。

意識の高さが目立つ「20歳~24歳の女性」

 働く場を増やしていくには、働き手が自分自身を変えていく必要がある。「複数の働く場で多様な働き方をする場合に必要だと思うこと」を挙げてもらったところ、「専門能力や知識を身につける」(53.0%)、「いろいろな立場の人と連携できるようになる」(37.7%)が上位にきた。

複数の「働く場」で、多様な働き方をしようと考えた場合、必要だと思うこと(複数回答) 出所:日経BPビジョナリー経営研究所

複数の「働く場」で、多様な働き方をしようと考えた場合、必要だと思うこと(複数回答)

出所:日経BPビジョナリー経営研究所

 どの項目についても「20歳~24歳」の女性の回答が全体の値よりもかなり高くなった。例えば「いろいろな立場の人と連携できるようになる」については57.4%、「自分が貢献できることは何かを考え、自ら働きかけていく」については41.3%が選択した。

 「自分が貢献できることは何かを考え、自ら働きかけていく」について「20歳~24歳」の男性の結果を見ると21.9%と、女性のほぼ半分であった。この項目を選んだ回答者の割合は全回答者の27.3%であり、その点でも「20歳~24歳」の女性の意識の高さが目立つ。

 採用面接に臨んだ経営幹部から「採りたい人材に印を付けていったら、ほとんど女性に付いた」といった話をしばしば聞く。そうした姿勢の差がこの調査結果にも出ていると思われる。

閲覧履歴

    クリッピングした記事

    会員登録後、気になる記事をクリッピングできます。