「なぜか売れる」の公式

売るためには3つのポイントだけで考える マーケティング アイズ代表取締役 理央 周

記事保存

日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。

 つまり、顧客が自然に「欲しい」と思うように商品をつくったり、市場調査をしたり、いくらで売るかを決めたり、広告を考えたりする。この活動すべてがマーケティングというわけです。

 この活動をおろそかにしたまま、やみくもに営業をかけても、決して売れるようにはなりません。だから私はいつも、マーケティングとは「自然に売れる仕組みを作ること」だとお答えしているのです。

「売れる」の公式は3つのステップだけ

 マーケティングが何かはよくわかった。では「マーケティングを勉強してみよう」と実際に書店でテキストを手に取ってみます。

 すると......。なんとかのマーケティング原理だとか、フレームワークだとか、マーケティング・ミックスの4Pだとか、いろんな理論やら専門用語やらが登場して、5ページも読むともうイヤになってしまう。そんな方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。

 実は、もっと単純に考えてもらっていいのです。「売れる仕組み」をつくるためのポイントは、たったの3つだけです。

(1)何を、(2)誰に、(3)どうやって

 この3つのポイントの順に、どう買ってもらうのかを考える。これがマーケティング活動のすべてだといっても過言ではないくらいです。現に、大企業にしても同じことをやっています。

 商品やサービスを顧客に買ってもらうために何をしているのかというと、まず、顧客に価値を与えられる商品をつくる。これが製品(商品)戦略。次に、その商品がどんな層の顧客に響くのかを具体的に考える。これがターゲット戦略。そして、それをどうやって買ってもらうかを検討する。これがプロモーション戦略

 これら3つの戦略を簡略化すると、「(1)何を、(2)誰に、(3)どうやって」となるわけです。

 それぞれに番号を振ったのには大きな意味があります。ここで大事なのが、この3つをこの番号の順番のとおりに考える、ということだからです。つまり、まずは「何を」を徹底的に考える。次に「誰に」を十分に検討し、最後に「どうやって」を考えるようにするのです。

閲覧履歴

    クリッピングした記事

    会員登録後、気になる記事をクリッピングできます。