「なぜか売れる」の公式

売るためには3つのポイントだけで考える マーケティング アイズ代表取締役 理央 周

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なぜ売らなければならないのか

 どんなビジネスでも、すべては「売る」ことから始まります。これは業種が何か、あるいは会社か、個人かなどはまったく関係ありません。商品にしろ、サービスにしろ、顧客に選んでもらい、買ってもらい、代金をいただかなければ商売は成立しないのですから、すべてのビジネスパーソンは「売る」ことに高い関心を持つ必要があるわけです。

 もちろん、顧客に選んでもらうためには、価値ある商品を提供するのは最低限必要なことで、ビジネスの大前提となります。ただし、優れた商品を用意したからといって顧客獲得に直結しないのが、ビジネスの難しいところでもあり、面白いところでもあります。

 顧客がその商品を知らなければ、あるいはその商品の価値を知らなければ、まず買ってはくれません。また、たとえ知ってもらったとしても、顧客の心の何かに響かなければ、やはりお金を出してはくれません。そこで多くの会社や人は「営業」をするわけですが、やみくもに売ろうとしても、疲弊するだけで効果は上がりません。

 そこで、「やっぱり、マーケティングだよね」となるわけです。

日本語で答えられないやっかいな質問

 では、皆さんは次の質問をされたら、何と答えるでしょうか。

マーケティングを一語で言いあらわすと?

 「セールス(Sales)」なら「営業」、「アカウンティング(Accounting)」なら「経理」、「ファイナンス(Finance)」なら「財務」と、多くのビジネス用語には、ぴたりと当てはまる日本語がありますが、「マーケティング」にはそれがありません。

 私が行うセミナーで、初めて参加された方々にマーケティングとは何かを質問すると、

「よくわからないけど、リサーチとか?」

「広告やコピーみたいなもの?」

という答えがよく返ってきます。間違いではありませんが、正解でもありません。

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