スーパー経理部長が実践する50の習慣

「毎日同じ」はダメ、デキる経理の行動パターンとは 前田康二郎氏

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 経営コンサルタントとして数多くの経理現場を拝見するようになって、あることに気づきました。それは、同じような経理の仕事をしているはずなのに、経営がうまくいっている会社とそうでない会社があるということです。これは一体どういうことだろう。ひょっとすると、経理社員の仕事の仕方にも、会社を良い方向に導く経理と、そうでない経理があるのかもしれない。本連載では、それを解明していきたい。

「デキる経理」は伸びる会社の特徴を知っている

 経理社員の中途採用の目的は、大きく3つあります。

 1つ目は、会社が急成長して経理処理が追いつかず、経理社員が足りない場合。2つ目は、定年退職などの定期的な人員の交代。3つ目は、会社の経営状態が悪く、経理社員が次々辞めていって欠員が出たための補充。

 応募する側は、この3つからはできれば1つ目か2つ目を選びたいところだと思いますが、1つ目と2つ目は求人の際に、その理由をはっきり書いてあることがほとんどです。

経理社員の定着しない会社

 問題は3つ目の場合です。このような会社は、求人理由を1つ目か2つ目のように装っています。ですから、少なくとも3つ目の理由の会社の求人を、自分の目で選別しなければなりません。このような会社の特徴の1つは、常時、求人情報が求人サイトに載っていることです。多少名の知れた会社であれば、一見伸び盛りでいつも人が足りていないのだな、と思ってしまいそうですが、多くは違います。その後、倒産、粉飾などが報道される会社は少なくありません。特に最近は不正経理、粉飾、というケースが多いように思います。

 デキる経理ほど、不正や粉飾があれば帳簿からすぐ見抜いてしまいますから、自分も巻き込まれたら大変だということで、すぐに辞めてしまうのでしょう。

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