引き算する勇気

今なぜ、「引き算」の経営なのか 岩崎邦彦 氏

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「木」vs.「森」

 次の2枚の写真を見てほしい。あなたは、どちらの風景にインパクトを感じるだろうか。

 消費者1000人(※1)に聞いてみた。結果は次のとおりだ。

[ A ] 91.1%
[ B ] 8.9%

 9割以上の人が選んだのは「A」だ。

 そう、人々の心に響くのは、樹木がたくさん生い茂る「森」ではない。たった1本の樹だ。「森」から「林」を引き算し、「木」になることによって、逆に力強くなるのである。

「よい商品がいろいろあるのに、成果が出ない」

「長所がたくさんあるのに、選ばれない」

「多くの機能がついているのに、売れない」

「資源がたくさんあるのに、人が来ない」

 地域経済の現場で、次のような言葉を聞くことが多い。

 もしかすると......

「いろいろあるから、成果が出ない」

「たくさんあるから、選ばれない」

「多いから、売れない」

「たくさんあるから、人が来ない」

のかもしれない。

日の丸の面積

 ここで、「日本の国旗」を頭に思い浮かべてみよう。

 さて、日本国旗の赤い丸の面積は、全体の何パーセント程度だろうか。想像して、次の文章の空欄に数字を入れてほしい。

 実際に、全国1000人の消費者に、右の文章の空欄に自由に数字を入れてもらった。結果はどうだったか。

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