訪問しなくても売れる!「営業レター」の教科書

お客様はこんな「自己紹介文」に弱い! 営業サポート・コンサルティング株式会社代表取締役 菊原 智明

記事保存

日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。

 「なるほど、お礼訪問をハガキにしてもらえばいいのか。でも、せっかく送るのだったら、ハガキではなくて自分の考えを書いた手紙を送ったほうが、より効果があるのでは?」と思う方もいるかもしれない。しかし、

 お客様に最初に送るときは、必ずハガキで出したほうがいい。

 なぜかというと、手紙を送った場合は、中身を見る前に捨てられてしまうこともあるからだ。ハガキであれば、「開封してもらえるだろうか?」と心配する必要はない。じっくりと読んでもらえるかどうかまでは保証できないが、最悪でもチラッとは見てもらえる可能性が高い。

 そういった意味でも、最初の1通はハガキを出すのがベストだ。

■ハガキに「売り込み」の文章は絶対的にタブー

 お客様にお礼の気持ちを伝えるにはハガキが最適――。では、ハガキにはどんなことを書けばいいのか?

 ポイントは2つある。

(1)来場やお会いさせていただいことに対してのお礼を書く

(2)次回送る営業レター(アプローチレター)の予告をしておく

 ハガキに書く内容は当たり前のことでいい。しかし、ここで1つだけ注意してもらいたいことがある。それは、1回目で送るハガキでは、

 「ご提案だけでもさせてください」

 「ぜひ見積りだけでも出させてください」

などといった「売り込みを感じさせる文章を入れてはならない」ということだ。いきなりそういった内容のハガキを送ってしまうと、お客様に「今後しつこく営業をかけられるのかなあ」と悪印象を与えてしまう。せっかく送ったのに、これでは逆効果だ。

 1通目のハガキを出す目的は、お客様にお会いさせていただいたお礼を伝えて、いい印象をもってもらうことにある。絶対に売り込みを感じさせる文章は入れない――。これだけは肝に銘じて欲しい。

閲覧履歴

    クリッピングした記事

    会員登録後、気になる記事をクリッピングできます。