フィンテック 金融維新へ

フィンテックで金融は「解体・再構築」される アクセンチュア

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グローバル金融機関のトップは危機感を抱いている

 まず、アクセンチュアがグローバル大手金融機関のエグゼクティブを対象に行ったアンケート結果を紹介しよう。

<FONTBOLD />フィンテックの影響</FONTBOLD> グローバル大手金融機関アンケートより[N=25] 出所:アクセンチュア調べ

フィンテックの影響 グローバル大手金融機関アンケートより[N=25] 出所:アクセンチュア調べ

 これによると、グローバル大手金融機関のエグゼクティブが、フィンテックに漠然とした危機感を感じつつ、金融機関が生き残りをかけてそのあり方を問われていると認識しているようだ。

 アンケート結果は三つに大別される。

(1)新規参入による脅威と捉えている(「既存の銀行が市場シェアを失う(8%)」「既存の金融機関による新規参入企業の買収が起こる(4%)」「非金融機関が主な銀行サービスも提供する(4%)」)

(2)代替サービスによる脅威と捉えている(「銀行の分離が進む(20%)」「金融サービスの利幅縮小が起こる(8%)」)

(3)(そしてそのような変化への対応として)金融機関のあり方そのものを見直す機会と捉える(「付加価値を提供するためにあらゆる金融機関が自社の市場ポジショニングを見直す(56%)」

 フィンテックが金融機関発ではなくテクノロジー企業発であることから、アンケートの回答は新規参入やサービスの分離による収益圧迫、その結果として金融機関がポジショニングの見直しを迫られるという結果になっている。

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