ソーシャルメディアのその先へ

「ソーシャルメディアのその先」に激動の予感 トライバルメディアハウス 池田紀行氏

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 そして最後の3回目には、マーケティングの父であるフィリップ・コトラーが提唱する「マーケティング2.0からマーケティング3.0へ」をテーマに、マーケティング2.0時代のSTP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)戦略や、従来のマーケティング4Pの限界、そして、それらを解決するソリューションの1つとして注目される「価値共創(Value Co-Creation)」について考察する。これが「ソーシャルメディアのその先」にある未来だ。

30年以上の進化を経た「現在のマーケティング」

 では、第1回目として、まずはマーケティングコミュニケーションの領域で起きた過去から現在までの変化の流れを追ってみよう。マーケティングの近未来は、過去から現在に至る変化と地続きでつながっている。ここが理解できれば、近未来をより鮮明にイメージできるようになるだろう。

 ちなみに、下図は私の考える2014年時点のマーケティング・コミュニケーション・マップである(変化が大きかったものだけを優先的に配置したもの)。このマップがどのような背景や時系列でこのような構成と位置関係になったのか、順に解説していく。

2014年時点のマーケティング・コミュニケーション・マップ

2014年時点のマーケティング・コミュニケーション・マップ

(※)図中の「Buzz」はバズマーケティングを指す。話題になるコンテンツを作り、ブログやTwitterで広く情報が伝播されることを狙う手法。「Always On」は、直訳すると「常時接続」の意。主にソーシャルメディアの公式アカウントを通してユーザーとゆるやかにつながり、接触頻度を高め、双方向コミュニケーションを図ることで、ブランドとのロングエンゲージメントを実現する手法や考え方。

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