ソーシャルメディアのその先へ

「ソーシャルメディアのその先」に激動の予感 トライバルメディアハウス 池田紀行氏

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 その証拠に、広告、PR、ネットマーケティングの業界には、「次世代のマーケティング手法」という触れ込みで定期的に「バズワード」が流行する。これで成果を上げる企業が存在する一方で、それ以上の数の企業がたいした成果を上げられずに終わる。そんなバズワードをざっと頭の中で反すうするだけでも、枚挙にいとまがない。


●FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム:ポイントカードなど)を含むCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)によるロイヤルティーの向上と顧客の囲い込み
●ブランドエクイティー戦略によるブランド価値の最大化
●マーケティングミックスからクロスメディアへ
●UGC(ユーザー生成型コンテンツ)やCGM(消費者生成メディア)を活用した口コミマーケティング
●バズマーケティング/バイラルマーケティング/インフルエンサーマーケティングによる情報の拡散
●戦略PRによる売れる空気づくり
●TwitterやFacebook活用による消費者とのロングエンゲージメントの構築
●ネイティブ広告によるオーディエンスの意識変容の効果的促進
●価値共創によるイノベーションの創出や事業のリモデリング
●ビッグデータ解析やプライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム※)の導入によるマスレベルでのワン・ツー・ワン・マーケティングの実現
●オムニチャネル戦略による顧客接点の統合最適化

(※)DMPは、相手の興味や過去の言動・行動に合わせてネット広告やメールを配信したり、Webサイトのコンテンツを出し分けたりするための仕組みを指す。

 もちろん、これらのバズワードは何の脈絡もないところから「ポッ」と生まれたわけではない。技術の発展やその時々の時代背景(マーケティング課題など)から、意味のあるタイミングで流行する。

 筆者は、企業にソリューションを提供するベンダーなので、どちらかと言うとバズワードを「担ぐ側」だ。いささかポジショントークに聞こえてしまうかもしれないが、それを承知の上でこう言いたい。

 「皆さん、バズワードとはうまく付き合いましょうね」と。そこには本質的な変化の兆しが含まれていることを理解してもらいたい。

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