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Skills (スマホゲームをe-sports化)

出所:企業HP、crunchbase

出所:企業HP、crunchbase

 Skillzはあらゆるスマホゲームを"e-sports化"するプラットフォームを提供している。"e-sport化"によって、スマホゲームのユーザーが現金、仮想通貨、商品券などの賞金・商品をかけた大会や対決をユーザー自身で開催・運営できるようにするのだ。

 日本人にとっては馴染みがないワードかも知れないが、e-sportsとはコンピューターゲームで行われる競技のことであり、格闘ゲームやシューティングゲーム等での大会をイメージしていただけるとわかりやすい。米国では大会のテレビ中継やプロチームが組成されるなど大きな盛り上がりを見せている。

 ちなみに、e-sportsというと、コンソールゲームを対象とした大規模な大会というイメージがあるかもしれないが、Skillzではスマホゲームを中心にインターネット上で大会を開催している。なお、Skillzは自社でゲーム開発は行わず、開発会社からゲームを提供してもらっている。

 ちなみに、Skillzではユーザー数を増やすために、YouTuberに近いモデルが展開されている。具体的には、ユーザー自身が大会を開催、ストリーミングできる環境を整備し、他のユーザーを呼び集める仕組みを構築しているのだ。もちろん視聴数等に応じて大会運営者には報奨が支払われる。

 e-sportsではゲームを楽しむファンをいかに増やすのかという"ファンマネジメント"が重要な要素の1つだが、Skillzはその設計がうまい。日本国内では景品規制に抵触するためにe-sportsがなかなか盛り上がりにくいが、ゲーム企業の中にはSkillzとの連携で新たなファンや収益源を得られる企業もあるかもしれない(※1)。

(※1)実際、カプコンの米国子会社Beeline InteractiveとSkillzが17年5月に提携

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