投資レジェンドが教える ヤバい会社

社長に「自伝」をプレゼントされたら要注意 レオス・キャピタルワークス代表取締役社長 藤野 英人氏

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自社サイトに社長の写真が載っていない会社は要注意

 私の会社では、投資を検討する企業レポートの表紙に、必ずその会社のウェブサイトに載っていた社長の写真を入れています。これは、社長の写真を「ウェブサイトで社長が発信するメッセージの重要な要素」と考えているからです。

 格好いいかどうかではなく、そもそも写真が載っているかどうか、どんなポーズで写真を撮っているか、感じよく撮られているか、写真からうかがえるキャラクターなどを見ています。

 上場企業であってもウェブサイトに社長の顔写真を載せることは義務ではありませんから、載せるか載せないかは企業の自由。だからこそ、写真を載せているかどうか、載せるならどんな写真を選んでいるかというのが、大事な情報になるのです。

 上場している大企業の場合、社長の顔写真はだいたいウェブサイトに載っているものですが、東証2部の企業や新興企業などでは社長の写真が載っていないケースがまだまだあります。そこがチェックポイントです。

 グラフは、中小型企業(時価総額100億~1000億円の企業)でウェブサイトに社長の写真がある企業とない企業とで、株価の推移を見たものです。グループの平均値と比較して、「写真がある」場合は平均値に近い動きをしていますが、「写真がない」企業は明らかにパフォーマンスが低いのがわかります。

ウェブサイトに社長写真がない会社のパフォーマンスは低い!

出所:アマナ、SMBC日興証券協力、レオス・キャピタルワークス作成。全上場企業のうち、時価総額100億~1000億円の企業をユニバースとし、社長の写真がウェブサイトに掲載されている企業とされていない企業にグルーピング、その株価を指数化したものの単純平均を比較。2012年12月末から2017年3月末までの株価パフォーマンスをユニバースと比較した。写真の調査は2017年1月時点(アマナ調べ)。

出所:アマナ、SMBC日興証券協力、レオス・キャピタルワークス作成。全上場企業のうち、時価総額100億~1000億円の企業をユニバースとし、社長の写真がウェブサイトに掲載されている企業とされていない企業にグルーピング、その株価を指数化したものの単純平均を比較。2012年12月末から2017年3月末までの株価パフォーマンスをユニバースと比較した。写真の調査は2017年1月時点(アマナ調べ)。

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