御社の意思決定がダメな理由

企業突然死の根本原因は「経営不全症候群(MDS)」 野村総合研究所 根岸正州、森沢徹

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有事の経営と平時の経営の違い

 以上のように、経営環境についてさまざまな非連続的な変化が日々起こっている。つまり、「有事の日常化」とでもいうべき現象が起こっているのだ。

 平時は予算と実績の乖離度合いだけをチェックし、現場に任せてPDCAを回すだけでよかった。しかし、有事においては、これは通用しない。現場力ではなく、より一層の経営力=「経営インテリジェンス」が求められるのである。

(つづく)

根岸正州、森沢徹 著『御社の意思決定がダメな理由』(日本経済新聞出版社、2018年)、「第1章 企業の「突然死」と経営不全症候群(MDS)」より
根岸 正州(ねぎし・まさくに)
野村総合研究所 産業ITコンサルティング部 上級コンサルタント。早稲田大学理工学部環境資源工学複合領域コース卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。企業価値評価、経営戦略策定、グローバルでの経営管理、ガバナンス・組織改革、デジタル分析チームの組織設計、CSR/CSV、企業再生などのコンサルティングを行う。
森沢 徹(もりさわ・とおる)
野村総合研究所 コーポレートイノベーションコンサルティング部 プリンシパル。1991年早稲田大学大学院理工学研究科電気工学修士課程終了。同年、野村総合研究所入社。1996年ハーバードビジネススクールMBA終了。ロバート・S・カプラン教授に師事。大企業の本社機構変革、グローバルオペレーティングモデル構築、業績評価管理制度革新などのコンサルテーションを行っている。著書に『実践バランス・スコアカード』『バランス・スコアカードの経営』『2010年日本の経営』(いずれも共著)ほか。

キーワード:経営・企画、経営層、管理職、人事、人材、研修、経営

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