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米アマゾン「目を持つAI」の威力 ボストン・コンサルティング・グループ 森田章パートナー

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■バランス栄養レシピをSNSで自動回答

 新興国における健康志向の高まりは巨大な商機となる。食品・日用品大手の英蘭ユニリーバはインドなどの新興国でAIによるレシピ提案をSNS経由で展開した。

 フェイスブックの対話アプリ、メッセンジャーを使い、消費者が使いたい食材を入力するとユニリーバのAIが自社製品を用いたレシピを提案。消費者からのフィードバックでAIがさらに気の利いたレシピを学習する。そこに人は介在していない。

 ユニリーバは、AI関連のスタートアップとパートナーシップを組み、このサービスをリリースした。同社のようにソリューションとなる技術への感度を持つことは、デジタルマーケティングに必須の条件だ。アマゾンのようなプラットフォーマーを利用するのは一手。スタートアップを援軍に取り込むのも知恵だ。ただ、外部の技術を活用する場合は、評価し検証できる能力を社内に確保しておかなければならない。

 森田 章(もりた・あきら)
 ボストン・コンサルティング・グループ パートナー&マネージング・ディレクター
消費財・流通・小売・運輸業界を中心に、事業戦略、デジタルマーケティング、サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)などのプロジェクトを手掛けている。特に食品・飲料・物流セクターの経験が豊富。共著書に『BCGが読む 経営の論点2018』(日本経済新聞出版社、2017年)がある。

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