ダイバーシティーマーケティングの時代

創造力は右脳と左脳のコミュニケーションから生まれる 右脳型 VS. 左脳型による座談会 アクセンチュア 製造・流通本部 秦純子氏、高木研太郎氏

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 本連載第4回の『「左脳×右脳」のデザイン思考でリード』を受け、今回はクリエーティブエージェンシー、ロフトワークの林 千晶氏らを招いた座談会を実施した。「脳」の観点でみた企業の経営課題のほか、論理的・感性的人材のパフォーマンスを高めるマネジメントなど幅広いテーマに及んだ。

 今回のテーマは、ダイバーシティーマーケティングを実現するための「人材のコラボレーション」です。人は右脳と左脳の両方を持っていますが、その思考や行動には「右脳型」と「左脳型」があるとされています。クリエーティブで感性的な思考をつかさどる右脳、論理的な思考や言語、数字の認識を担当する左脳、それらの「特徴」がその人の行動特性に影響するという考え方です。

 企業がダイバーシティーマーケティングを実現するためには、社員それぞれが右脳と左脳を連係させて仕事に取り組むことが重要であり、組織においても一人ひとりの人材が得意な分野を生かしあってコラボレーションできるようにすることが大切です。

 本日は「感性的アプローチ(右脳)」側代表としてクリエーティブエージェンシー、ロフトワークの代表取締役であり、米MITメディアラボ所長補佐などを務める林千晶さんをお招きしています。また、アクセンチュアの加治慶光(チーフ・マーケティング・イノベーター)も同席しています。

 対する「論理的アプローチ(左脳)」側は、アクセンチュアの工藤卓哉(Accenture Data Science Center of Excellenceグローバル統括 兼 アクセンチュア アナリティクス 日本統括 マネジング・ディレクター)、そして本連載を担当している高木と私(秦)の3人です。

 さっそくですが、林さんと加治さんはどのような点でご自分が右脳派だと思いますか?

加治 私はこれまで広告代理店のほか、日本コカ・コーラやソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、タイム・ワーナー、日産自動車、文部科学省や内閣官房などに勤め、マーケティングやビジネス開発の仕事をしてきました。

 ビジネスの中では右脳型の思考と左脳型の思考を混ぜるような働き方をしています。論理的なアプローチが必要なときもあれば、タガを外してクリエーティブに議論しなければいけないときもありますので、右脳と左脳のバランスを取るというよりも、「文脈に合わせて切り替える」といった感じです。

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