都道府県格差

なぜ?幸福度1位の都道府県は福井県 橘木 俊詔 氏、造事務所

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「幸福度1位」は25年間同じ県

 バブル経済が崩壊し、日本の先行きが不透明になった1992年、政府は「豊かさ指標(新国民生活指標)」という調査を行ないました。これは、生活の便利さや安心度などの非貨幣的な統計データを中心に点数化し、都道府県ごとに比較したものです。

 この調査は、6年連続で最下位となった埼玉県の知事の抗議によって1999年に廃止となりましたが、2014年からは、日本総合研究所が日本ユニシスの協力のもと「全47都道府県幸福度ランキング」という同様の調査を開始し、現在まで継続しています。

 ここでひとつ注目したい事実があります。それは、かつて政府が行なっていた「豊かさ指標」でも、最近になって調査がはじまった日本総合研究所の「全47都道府県幸福度ランキング」においても、総合1位がつねに同じ都道府県であったという事実です。

 その都道府県とは、どちらかといえば地味な印象のある、福井県です。調査していない期間があるとはいえ、バブル崩壊から現在に至るまでの四半世紀にわたり、47都道府県のなかで福井県が「もっとも幸福な都道府県」であり続けたということになるでしょう。

 ちなみに、2016年度の調査で幸福度総合の2位は東京都ですが、3位は富山県、4位は長野県、そして5位は石川県でした。こうしてみると、福井県を筆頭とした北陸地方の充実ぶりは目を見張るものがあるといえるでしょう。

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