転職に向いている人 転職してはいけない人

「選職行動が上振れする人」は転職に向かない 黒田真行

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幹部候補に求められる力は、日々のトレーニングによって養える

 ここまでお伝えしてきた「求められる力」は、自分が日々意識することで磨くことができます。幹部候補人材として転職し、一定上のポジションを目指す人には、次のようなことを意識してトレーニングすることを波戸内氏は勧めています。

● すべての担当業務に関し、上からの指示をそのまま実行するだけでなく、その目的、各方面に及ぼす影響などを自分なりに考える

● 失敗のリスクを恐れず、新しい取り組みにチャレンジする。その試行錯誤の経験を通じ、自分の中に課題解決法の「引き出し」を増やしていく

● 失敗したことも、なるべく失敗で終わらせない。会社が許すかぎりは成功するまで続ける「成功体験」を積み上げる

● 異動・出向・海外勤務などを拒まない。成長のチャンスとして捉え、「環境変化」を積極的に経験する

 「何事にも自分の考えを持ち、チャレンジし、徹底的にやり切る」というサイクルを何度も何度も回していくこと。この挑戦の連続こそが「胆力」を磨く最短の道なのかもしれません。

黒田真行 著 『転職に向いている人 転職してはいけない人』(日本経済新聞出版社、2017年)「第2章 転職に向いている人・向いていない人」から
黒田真行(くろだまさゆき)
1965年生まれ。1989年、関西大学法学部卒業後リクルート入社。B-ing、とらばーゆ、フロム・エーの関西版編集長などを経て、2006年から8年間、転職サイト、リクナビNEXTの編集長を務める。2011年以降は、メディア事業と人材紹介事業の再編に関わり、転職市場のデータベース化とプラットフォーム化を推進してきた。2014年6月、株式会社リクルートキャリアを退職。中途採用市場の積年の課題であった「ミドル世代の適正なマッチング」をメインテーマと設定し、ルーセントドアーズ株式会社を設立、代表取締役に就任。

キーワード:管理職、プレーヤー、企画、人事、働き方改革、人材

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