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ケース17:不祥事記者会見をなんとか乗り切るための極意 弁護士・ニューヨーク州弁護士 畑中 鉄丸(はたなか てつまる) 氏

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顧問弁護士 畑中鉄丸の助言

ありふれたことを滑稽なほどまわりくどく表現する霞が関言葉

 「霞が関文学」という文芸ジャンルがあるのを皆さん、ご存知でしょうか? 「霞が関文学」には、霞が関で働いている立派な官僚の皆さんがお使いになるような「霞が関言葉」がふんだんに使われています。経済学者の竹内靖雄氏も自著の『日本人の行動文法』(東洋経済新報社)の中で、「霞が関言葉」を「ありふれたことを滑稽なほどまわりくどく、もったいぶって表現する言葉」と定義しています。

 どんな感じかちょっとみてみましょう。竹内氏も参考にしたカナダ人の日本語研究家、イアン・アーシー氏の論文から引用してみます。

表 日常用語と霞が関言葉

(出典:『中央公論』1995年5月号、イアン・アーシー著「『霞が関ことば』入門講座(前篇)」93ページ を元に筆者が作成)

(出典:『中央公論』1995年5月号、イアン・アーシー著「『霞が関ことば』入門講座(前篇)」93ページ を元に筆者が作成)

 ここまでくると人を笑わせるためにやっているとしか思えませんが、この徹底ぶりはさすがです。

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