調べるチカラ 「情報洪水」を泳ぎ切る技術

海外業界動向、政府統計はレファレンスサイトが便利 イーパテント 代表取締役 知財情報コンサルタント 野崎篤志氏

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 情報が洪水のようにあふれる現代では、その中から必要な情報を「調べるチカラ」が重要になります。知財情報コンサルタントの野崎篤志氏が活用する実践的なテクニックを覚えて「調べるチカラ」を高めましょう。最終回ではレファレンスサイトを活用して海外の業界動向、政府統計の情報などを収集するノウハウを紹介します。

レファレンスサイトを活用する

 20年ほど前のYahoo!はディレクトリ型検索エンジンとして圧倒的な人気を誇っていました。ディレクトリ型検索エンジンとは、簡単に言ってしまうと「タウンページ」のように、カテゴリーごとにウェブサイトが整理されているもので、カテゴリーごとへのウェブサイトの登録はサーファーと呼ばれるスタッフが人手で行っていました。

 私も2005年にe-Patent Map.netという知的財産情報のポータルサイト(現在はe-Patentという名前で運営しています)を立ち上げたのですが、e-Patent Map.netを立ち上げて1週間ちょっとでYahoo!カテゴリーに登録されたのをとても喜んだ記憶があります(と言うのは、Yahoo!カテゴリーに登録してもらうには、ビジネスエクスプレスという有料サービスを利用しないと難しいと聞いていたのですが、私は無料申請で申し込んですぐに登録してもらえたからです)。しかし、Googleなどのロボット型検索エンジンの登場で、ディレクトリ型検索エンジンは次第に利用されなくなっていきました。残念ながらYahoo!カテゴリーおよびYahoo!ビジネスエクスプレスは、2018年3月29日にサービスを終了するということです。

図表1 Yahoo!カテゴリー「知的財産権」

 なぜディレクトリ型検索エンジンについて説明したかというと、レファレンスサイトのようなディレクトリ型サイトをうまく活用してほしいからです。

 現在はGoogleなどの検索エンジンでキーワード検索するのが情報収集する際の基本行動になっているかと思うのですが、情報源について整理されたディレクトリ型ウェブサイトをうまく活用すれば、検索キーワード等に悩むことなく適切な情報や情報源へ短時間にアクセスできます。ここでは、レファレンスサイトとして3つ紹介したいと思います。

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