• linkedin share button
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【挨拶】舛添都知事「日本経済の成長と両立」

masuzoe1503_250.jpg

東京都知事
舛添 要一 氏

 東京が世界一の都市を目指す上で、環境は非常に大きなテーマだ。昨年末、東京都は今後の10年を見据えた長期ビジョンを策定。省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの導入拡大、水素エネルギーの活用などを盛り込み、2024年までに消費電力に占める再生可能エネルギーを2割程度に高める目標を掲げた。

 20年のオリンピック・パラリンピックは通過点でゴールではない。大会のレガシーとして、水素社会をつくる。水素エネルギーは石油に代わるクリーンなエネルギー源だ。蓄電機能を持つため災害にも強い。販売が開始された燃料電池車はまだ700万円以上するが、国の補助に加えて都も100万円を補助することで、都内では400万円程度で購入できるようにした。また15年度予算案では「水素社会・スマートエネルギー都市づくり推進基金」を創設し、400億円を積み立てることにした。

 日本には天然資源はないが知恵がある。環境の技術が新しい市場を創造して日本経済を成長させる。さらに、東京都心に国際金融センターを持ってくる。東京に創薬のセンターを置く。20年に向かって、10年かかることを5年でやり遂げる。東京がけん引して日本経済を再生させ、同時に世界に先駆けてスマートエネルギー都市の創造に取り組んでいく。

(2月3日、スマートシティシンポジウム最終回

● ご意見・ご感想は「読者広場」へ

[2015年3月30日更新]

日経スマートシティコンソーシアムでは、読者の皆様から広く意見やアイデアを募集し、今後の議論や記事に反映していきます。