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石油を読む

藤 和彦 氏

直近10年間の原油価格はまさに乱高下。2007年から2014年までの8年間の平均は1バレル=90ドルだったのに対し、2015年からの2年間の平均は45ドル。この間、米国はシェール革命でロシアとサウジアラビアに並ぶ大産油国に復活した一方、湾岸産油国は苦境に追い込まれた。米国でトランプ新政権が成立したことで「エネルギー・モンロー主義」の台頭が現実味を帯びてきたし、日本も東日本大震災以降、エネルギー戦略が大きな岐路に差し掛かった。2016年11月末のOPEC総会で減産合意がなされたものの、この先原油を巡る世界情勢はどう展開するのか。長年エネルギー・通商政策に携わり、国際情勢や原油市場の動向に精通した第一人者が、日本の進むべき道について提言する。

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