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粉飾決算――問われる監査と内部統制

青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科特任教授 浜田康氏

 東芝の不正会計事件は企業会計に関するさまざまな問題を浮き彫りにした。経営トップを含む会社ぐるみの不正がなぜ行われたか、長年にわたる巨額の粉飾決算を監査法人がなぜ見抜けなかったのか、不正に関与した経営者や社員の法的責任はどうあるべきかなど、検証すべき点は多い。筆者は公認会計士として多くの企業の監査を手掛けてきた。東芝の第三者委員会調査報告書から、統治に潜むリスクや「責任逃れ」の連鎖、そして監査の課題など、浮かび上がる構造問題に鋭く切り込む。

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