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「論語と算盤」と現代の経営

守屋 淳氏

 渋沢栄一の志や考え方については『論語と算盤』や『論語講義』といった本をひも解くことによって理解できる。読めばわかるように、その内容はシンプルなものばかりで、みなが実践すればきっといい社会や企業が広がるもとになるだろう、という教えが述べられている。しかし問題は、いかにそれをやり切るかという点。本連載の大きな狙いの一つとして、「よき思想」と「実践」との一線を越えるヒントを、第一線で活躍する経営者から得たいというものがある。しかも、評論家や学者といった立場からの声ではなく、生々しい現場を預かる責任者の声として、きわめて示唆に富んでいる。

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