【基調講演】野田 武則 氏 復興と地方創生の現在地~オープンシティ釜石が目指すもの~

2017年6月26日

釜石市長
野田 武則 氏

 東日本大震災で甚大な被害があった釜石市は、11年から10年に及ぶ「復興まちづくり基本計画」を策定。震災の教訓を今後起こりうる災害に生かし、持続可能な地域を作るべく、官民連携で新たなまちづくりを推進している。

 その取り組みの一例が、都市再生区画整理事業や防災集団移転促進事業、橋野鉄鉱山の世界遺産登録などだ。19年のラグビーワールドカップ開催地にも選出された。15年には釜石沖が海洋再生可能エネルギーの実証フィールドに選定され、釜石・大槌地域産業育成センターや東京大学をはじめとする研究機関と協力して研究を進めている。今年9月には釜石港にガントリークレーンを整備予定で、復興道路の整備も進み、多くの企業や大学が当市に進出している。

 さらに当市は「オープンシティ釜石」を宣言して、高校生に対するキャリア教育、民泊事業の推進、ローカルベンチャー推進事業なども実施。釜石の地から新たな産業が生まれ、三陸全体の発展につながることを大いに期待している。

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