【企業講演】丸山 竜司 氏 東芝のエネルギーIoT

2017年2月20日

東芝 エネルギーシステムソリューション社
ソリューション&サービス事業部 事業部長
丸山 竜司 氏

 東芝グループは、エネルギーの安定供給と地球温暖化防止の観点から、火力発電のCO2(二酸化炭素)排出抑制技術をはじめ、水力、地熱、風力、太陽光など再生可能エネルギーの開発・普及に取り組んでいる。

 横浜スマートシティプロジェクトでは、ビル、家庭、コミュニティー、蓄電池のエネルギーマネジメント技術を実証。ここで得た知見は、デマンドレスポンスなどのシステムやバーチャルパワープラント(VPP)の商用化に向けた実績につながっている。

 VPPとは、需要家側のエネルギーリソースを統合的に制御し、あたかも1つの発電所のように機能させる仕組みである。そのためにはあらゆるモノがネットにつながるIoTをフル活用した高度なエネルギーマネジメント技術が求められる。VPPの有効性を検証するため、横浜市の18の小中学校に蓄電池を設置し、実証実験もスタートした。

 これからは需要家が主体的にエネルギーをマネジメントし、多種多様な形で使う時代になる。発送電分離を見据え、より広域の最適化が必要となる中、IoT技術をベースに新しいサービスや価値の創出に貢献していきたい。

横浜発世界へ。持続可能な開発を考える

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