【基調講演】平原 敏英 氏 「環境未来都市・横浜」の歩み、そしてSDGsへ

2017年2月20日

横浜市副市長
平原 敏英 氏

 横浜市は1859年の開港以来、都市の成長に伴う様々な課題に取り組んで解決してきた。現在は地球温暖化と超高齢化という大きな課題に直面する。人口が戦後60年間で約3.5倍に増えるにつれ、温室効果ガス排出量やエネルギー消費量も大幅に増加。また高齢化率は22%を超え、2025年ごろには高齢者が100万人を超える見込みだ。

 こうした中、横浜市は「環境未来都市・横浜」として「誰もが暮らしたいまち」「誰もが活力あるまち」を目指し、様々な取り組みを展開している。その代表格が「横浜スマートシティプロジェクト」だ。民間企業と共同で再生可能エネルギーの導入や、地域エネルギーマネジメントの開発・導入実証事業を推進。10年度から4年間で家庭用エネルギー管理システムが4200件、太陽光パネルが37?㍗、EVが2300台という導入実績を誇る。

 環境未来都市を目指す横浜市の歩みはまさに持続可能な都市づくりといえる。今後はこうした経験を基に培った技術やノウハウを広く発信するとともに、国内外の都市とも連携しながら、日本の自治体として取り組むべきSDGsの推進に寄与できれば幸いだ。

横浜発世界へ。持続可能な開発を考える

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