【基調講演】前田 泰宏 氏 社会システム変革から考えるサービスイノベーション

2016年3月31日

経済産業省
大臣官房審議官
(商務情報政策局担当)
前田 泰宏 氏

 昨年後半、企業・業種を超え産官学でIoTの利活用を促進するコンソーシアムが設立された。参加企業は約1700社、欧米にキャッチアップするため、政策=実験と考え、プロジェクトを加速している。

 そのうちの先進的IoTプロジェクト選考会議では申請252件、指紋で訪日客を認証するプロジェクトが優勝した。ビッグデータ分析コンテストでは東大の留学生が優勝、セキュリティーコンテストには中学3年生も参加した。またソリューションマッチングイベントでは企業・自治体など550のマッチングを達成。これらのプロジェクトは3カ月弱で実施した。

 IoTはつながることがポイントだが、新しい機器を接続したとき、そのデータを集中型で処理するのか、分散型で処理するのか、ネットワーク構造の選択が課題となる。また、その際は「ディープデータ」とでも言うべき個人の属性に着目した集団化が必要だ。

このサイトについて

日本経済新聞社について