【基調講演】和泉 洋人 氏 環境未来都市構想

2016年2月26日

内閣総理大臣補佐官
和泉 洋人 氏

 21世紀は都市の時代といわれる。持続可能な都市の実現は人類共通の課題であるが、わが国は世界に先駆け少子高齢化、環境・エネルギーの制約という課題に直面している。これらの課題の解決を目指すのが「環境未来都市構想」だ。

 同構想では健康寿命の延伸など高齢化対応による「社会的価値」の向上、省エネルギー化や生物多様性の維持による「環境価値」の向上が柱となるが、そうした取り組みが制約となり、我慢を強いる暮らしにしては長続きしない。イノベーションを通じ取り組み自体を新しい「産業価値」に変え地域に還元していく。3つの価値により誰もが活力を持ち、暮らしたいと思える「まち」が「環境未来都市」だ。現在被災地を含め11の都市が選定されているが、横浜市をはじめ各市が個性的な取り組みを推進している。これらから世界に向けた貢献が生まれると信ずる。

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