【基調講演】大井川 和彦 氏 「新しい茨城づくり」へのチャレンジ

2018年6月19日

茨城県知事
大井川 和彦 氏

 茨城県は労働力人口減少や少子高齢化問題の克服のため、政策ビジョン「新しい茨城づくり」を掲げ、4つの取り組みにチャレンジしている。

 1つ目は質の高い雇用を生み出す産業育成を目指した「新しい豊かさ」。全国トップレベルの研究施設や本社機能を誘致する最大50億円の補助やベンチャー企業の創出支援、農地の集約化により「もうかる農業」への転換を促す施策を展開している。

 2つ目は「新しい安心安全」で、特に医師採用を積極的に推進する。抜本的な医師不足対策として「いばらき医療大使」を任命し、医学部進学者向けには実質金利ゼロの教育ローンを創設。女性医師が安心して働ける病児保育充実にも力を入れている。

 3つ目はグローバル時代に対応できる「新しい人財育成」。トップレベルの英語とプログラミングを学べる機会を提供。就職支援奨学金助成制度と入学一時金貸付制度も設ける。 4つ目は「新しい夢・希望」だ。魅力度ナンバーワンを目指し、観光分野を強化。ホテル誘致に最大10億円の補助や戦略的な海外誘客プロモーション、東京・銀座のアンテナショップリニューアルなどに取り組む。

 4月の組織改正で茨城県をトータルで売り込む「営業戦略部」を設置した。大事な事業を見極め、「選択と集中」でスピード感をもって変えていきたい。

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