水素社会実現に向けた東京都の取り組み

2015年8月24日

 東京都は水素社会実現に向け、以下の方向性のもと、5つの課題と目標を掲げ、予算を措置、民間事業者等との協議も進めている。

 

<取り組みの方向性>

・官民一体で、水素社会実現への道筋をつけ、都が日本をけん引。

・安全性を確保しながら、多様な供給源から製造された水素を活用、燃料電池車や燃料電池等の関連製品をはじめ、水素ステーション等インフラの普及を図る。

・中長期的には、CO2フリー水素の活用など環境負荷が低く、持続可能なエネルギーとしての水素の普及を図り、エネルギー構造の変革や低炭素社会を構築する。

 

課題1 水素ステーションの整備

[戦略目標]

20年まで35カ所(ステーションへの到達時間15分)25年まで80カ所(同10分)

 

課題2 燃料電池車・燃料電池バスの普及

[戦略目標]

燃料電池車:20年までに6千台、25年までに10万台

燃料電池バス:20年までに100台以上導入(都営バス先導)

 

課題3 家庭用燃料電池や業務・産業用燃料電池の普及

[戦略目標]

家庭用燃料電池:20年までに15万台、30年までに100万台

業務・産業用燃料電池:17年高効率モデル市場投入、20年以降普及

 

課題4 安定的な燃料供給

〔戦略目標〕

燃料電池車・バス向け:20年ハイブリッド車の燃料代と同等以下の水素価格

水素発電向け:20年代後半、海外からの水素価格30円/N㎥

 

課題5 社会受容性の向上

[戦略目標]

水素エネルギー情報を提供する環境を整備し、認知度向上を図る

 

東京都の支援策

14年度補正予算:総額40億円

15年度予算:総額 412億円(15年度分予算12億円、基金積立金予算400億円)

 

今後の取り組み

「水素社会実現に向けた東京推進会議」において戦略目標の進行状況の確認やテーマごとに課題を協議(7月30日第1回会合実施)

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