日本経済新聞 関連サイト

調べるチカラ 「情報洪水」を泳ぎ切る技術

記事一覧

一歩進んだグーグル検索、官公庁の報告書も楽々収集

イーパテント 代表取締役 知財情報コンサルタント 野崎篤志氏

 情報が洪水のようにあふれる現代では、その中から必要な情報を「調べるチカラ」が重要になります。知財情報コンサルタントの野崎篤志氏が活用する実践的なテクニックを覚えて「調べるチカラ」を高めましょう。第1回では一歩進んだグーグル検索のノウハウを紹介します。

キーワードを並べて検索結果を絞り込む

 Googleでキーワード検索を行う場合、キーワード1つだけで検索している人はあまりいないのではないでしょうか。Googleでは、スペース区切りでキーワードを入力するとAND検索になります。非常に基礎的なことですが、「KW1 and KW2」のようにAND検索を用いると、KW1とKW2の両方のキーワードを含む集合に絞り込むことができます(図表1)。

図表1 AND検索

 例えば、トマト味のインスタントラーメンがないか探すため、「即席めん トマト」で検索してみると、検索結果は図表2のようになりました。

図表2 Googleでの検索結果「即席めん トマト」

 トマト味のインスタントラーメンを探したかったのですが、検索結果の上位にはインスタントラーメンを用いたトマト麺の作り方レシピが並んでしまいました。さて、トマト味のインスタントラーメンを探すためには、検索結果一覧を1ページ目からずっと見ていかなければならないのでしょうか?

演算子を使いこなす

 実はNOT演算を使うことで、トマト味のインスタントラーメンを効率的に探すことができます。Google検索ではAND以外にもOR演算とNOT演算を使うことができます。図表3に示す通り、OR演算はKW1とKW2のいずれかのキーワードを含む集合に絞り込むことが、NOT演算ではKW1は含むがKW2は含まないキーワード集合に絞り込むことができます。

図表3 OR演算とNOT演算

 さて「即席めん トマト」では、インスタントラーメンを用いたトマト麺の作り方レシピが上位にヒットしてしまったので、NOT演算を用いてトマト味のインスタントラーメンが検索結果上位になるように修正しましょう。GoogleではNOT演算を行う場合、-をキーワードの前につけます。また、せっかくOR演算も学びましたので、即席めんの同義語であるインスタントラーメンをOR演算で追加しましょう。検索式は

   (即席めん OR インスタントラーメン) トマト -レシピ

となります。検索結果を見ると、上位には日清食品の「カップヌードル クリーミートマトヌードル」や「日清 カップヌードル トマト味」のページがヒットしました。インスタントラーメンではありませんが、「どん兵衛・完熟とまと」もヒットしています(図表4)。

図表4 Googleでの検索結果「(即席めん OR インスタントラーメン) トマト -レシピ」

PICKUP[PR]