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長島聡の「和ノベーションで行こう!」

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VRは発想の制約を取っ払う理想空間

第7回 GOROman こと 近藤義仁・エクシヴィ代表取締役社長に聞く

ローランド・ベルガー 日本法人社長 長島 聡氏

 日本型のイノベーション=「和ノベーション」を実現していくには何が必要か。ドイツ系戦略コンサルティングファーム、ローランド・ベルガーの長島聡社長が、圧倒的な熱量を持って未来に挑む担い手たちを紹介していくシリーズ。第7回はVR(仮想現実)やAR(拡張現実)システムを手掛けるエクシヴィの近藤義仁社長です。

お風呂からアイデアをツイート

長島 聡氏(ながしま さとし)<br>

ローランド・ベルガー代表取締役社長、工学博士。<br>

早稲田大学理工学研究科博士課程修了後、早稲田大学理工学部助手、ローランド・ベルガーに参画。自動車、石油、化学、エネルギー、消費財などの製造業を中心として、グランドストラテジー、事業ロードマップ、チェンジマネジメント、現場のデジタル武装など数多くの プロジェクトを手がける。特に、近年はお客様起点の価値創出に注目して、日本企業の競争力・存在感を高めるための活動に従事。自動車産業、インダストリー4.0/IoTをテーマとした講演・寄稿多数。近著に「AI現場力 和ノベーションで圧倒的に強くなる」「日本型インダストリー4.0」(いずれも日本経済新聞出版社)。 長島 聡氏(ながしま さとし)
ローランド・ベルガー代表取締役社長、工学博士。
早稲田大学理工学研究科博士課程修了後、早稲田大学理工学部助手、ローランド・ベルガーに参画。自動車、石油、化学、エネルギー、消費財などの製造業を中心として、グランドストラテジー、事業ロードマップ、チェンジマネジメント、現場のデジタル武装など数多くの プロジェクトを手がける。特に、近年はお客様起点の価値創出に注目して、日本企業の競争力・存在感を高めるための活動に従事。自動車産業、インダストリー4.0/IoTをテーマとした講演・寄稿多数。近著に「AI現場力 和ノベーションで圧倒的に強くなる」「日本型インダストリー4.0」(いずれも日本経済新聞出版社)。

長島 近藤さんはエクシヴィ社長のほか、個人でも「GOROman」としてVR・ARコンテンツの開発や普及活動をされています。「VRの伝道師」とも呼ばれ、その突き抜けた発想力や情報発信力をぜひ学びたいと思い、対談をお願いしました。とにかく、ツイッターの発信量がすごいですよね。

近藤 実はツイッターを始めて、ちょうど10年目なんです。日本でこれだけ長くやっている人はあまりいないと思います。当初は何に使えばいいか、全然わかりませんでした。本格的につぶやき始めたのは2010年くらいからでしょうか。自分が思い付いたアイデアをメモがわりに書くことにしたのです。最近は朝、お風呂につかりながら書くことが多いですね。

長島 お風呂ですか!?(笑)

近藤 はい。一番、アイデアが湧くんですよ。最近のスマホは防水も大丈夫ですし。

長島 なぜ、ツイッターなんですか。

近藤 全く知らない人とオープンにディスカッションできるところがいいですね。その道のスペシャリストの方から、いきなりツッコミが入ったりして。そこから深い話に入り、アイデアが形になっていくのが面白い。フェイスブックはプロフィルを公開しますから、ビジネスとか、仕事でつながりのある人とのコミュニケーションに使っています。

 それと、僕は5年ごとに自分がツイートしたことを見直しています。「未来はこうなっているだろう」という予測が当たっているかどうかの答え合わせです。VRがどんな使われ方をしているかとか、けっこう当たっているんですよ。

長島 予測が当たっていることもあるでしょうし、そのツイートを見た人が大勢いて、その方向に技術開発が進んだという面もあるかもしれませんね。

近藤 両方あるでしょう。GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)の生みの親とも呼ばれるアラン・ケイの名言に「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」というのがありますよね。

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