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「経歴はカンペキ」なのに不採用

黒田真行 氏

 こうした事態を防ぐには、自分の能力を何でもかんでもアピールしようとするのではなく、相手企業の『ニーズ』を意識してつかむことが大切です。企業サイトに記されているメッセージや今後のビジョンなどから、今回の採用背景、自分に期待される役割などを想像し、それらが自分のキャリアのどの部分と重なるのかを見極めてください。その部分にフォーカスして語るようにするとよいでしょう」(森本氏)。

不用意な「提言」で不信感を抱かれる

 「一方で、自身の能力の高さ、意欲をアピールしようとして、相手企業の経営方針に対し『こうするのがいいのではないでしょうか』『こうするべきだと思います』など、積極的に提言する人もいらっしゃいます。これがうまくハマればいいのですが、的外れになってしまうこともあります。『うちの考え方とはズレている』と思われると『縁がなかった』と結論付けられてしまいます」(森本氏)。

 企業の実情や社内の空気感を正しく理解しないうちに、不用意な提言をするのは控えたほうがよさそうです。ただし、企業から意見を求められたり、あなたならどうするかと水を向けられたりした場合は、「もしかしたら過去に検討されたことかもしれませんが」などと前置きをつけながら堂々と自身の意見を語る必要があります。

入社時の肩書にこだわりすぎて、拒絶される

 面接も順調に進み、内定の方向で進んでいても、結果的に採用を見送られることがあります。「給与条件が折り合わない」なら双方納得できる理由といえますが、中には「管理職の肩書を持って入社したい」という希望を主張し、拒絶されるケースもあります。実際に、近い将来に管理職としての活躍を期待しての採用であったとしても、です。

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