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宅配がなくなる日

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ドライバーが個宅を訪問する宅配をなくそう

フロンティア・マネジメント 代表取締役 松岡 真宏氏、シニア・アナリスト 山手 剛人氏

 新たな宅配ネットワークは「時間」の制約だけではなく、人々を「空間」の制約からも解放することによって、従来の宅配サービスが抱えてきた「(ドライバーと受取人の)同時性」を解消させるとともに、私たちが生きる社会にダイナミックな移動性(mobility、モビリティ)をもたらすだろう。

 このような形で宅配ネットワークが再構築されていけば、ドライバーが個宅を訪問して回るという現在のような宅配サービスは減ることになり、「宅配がなくなる日」の到来も近いのかもしれない。

松岡 真宏、山手 剛人 著 『宅配がなくなる日 同時性解消の社会論』(日本経済新聞出版社、2017年)、第1章「宅配ネットワークが崩壊した本当の理由」から

松岡 真宏(まつおか まさひろ)

フロンティア・マネジメント株式会社 代表取締役
東京大学経済学部卒業。外資系証券などで10年以上にわたり流通業界の証券アナリストとして活動。2003年に産業再生機構に入社し、カネボウとダイエーの再生計画を担当し、両社の取締役に就任。2007年より現職。『流通業の「常識」を疑え!』(共著、日本経済新聞出版社)、『「時間消費」で勝つ!』(同)、『時間資本主義の到来』(草思社)等、著書多数。

山手 剛人(やまて たけと)

フロンティア・マネジメント株式会社 産業調査部 シニア・アナリスト
東京大学経済学部卒業。1999年、ウォーバーグ・ディロン・リード証券(現UBS証券)に入社。2003年に同社最年少でシニア・アナリストに就任し、小売セクターの調査を担当。50社以上の消費関連企業の格付けを行い、国内外のアナリストランキングで上位評価を受ける。2010年にクレディ・スイス証券に移籍。2017年より現職。

宅配がなくなる日 同時性解消の社会論

松岡 真宏 著, 山手 剛人 著
出版:日本経済新聞出版社
価格:1,620円(税込)

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